日立歯科医師会創立80周年記念大会

メインテーマ「かめる喜び、たべる楽しみ、みんなの幸せ」

サブテーマ「Ha(歯) are you」を掲げ、多くの人々が『歯・口腔』に関心を持ち、
少しでも親しみやすく、健康維持・ 増進に役立てればと、3つの市でイベントを行いました。
多くの方々にご来場いただき、本当にありがとうございました。

○日 時:9月17日(日)
○来場者:1100人(大人690人・小人420人)
受付 エッグアート

 

○日 時:10月28日(土)
○来場者:511人(大人320人・小人191人)
歯科啓蒙クイズラリー 歯科材料で遊ぼう(石こう手形)

 

○日 時:11月5日(日)
○来場者:1655人(大人1202人・小人453人)
アンケート イニシャルボード

 

創立80周年記念講演会

かめる喜び・たべる楽しみ・みんなの幸せ」
日立歯科医師会80周年記念講演・シンポジウム ~大盛況の幕開け~

○日 時:2007年1月14日(日)当日は冬晴れの穏やかな朝を迎えた。 会場の多賀市民会館ホールは、開演まもなく多くの市民、関係者、会員諸氏で溢れ、場内の熱気はすでに最高潮に達した。

冒頭、挨拶に立った荒蒔日立歯科医師会長は壇上より「日立歯科医師会80周年は多くの先達の尊い業績によって培われたものであります。 この輝ける80年の歩みを礎にして市民の皆様に、より信頼できる「かかりつけ歯科医」として努めるとともに、健康長寿へ向けて地域のネットワークづくりに邁進したい」と力強く述べた。

「私の自慢の患者さま」の表彰:それぞれの「かかりつけ歯科医」より推薦され、口腔や義歯の定期管理に努めている患者様や施設の顕彰を行った。


米山武義先生(静岡県・米山歯科クリニック)による 「口腔ケアとからだの健康」の基調講演で幕は落とされた。 誤嚥性肺炎は口腔ケアによって予防できること、口をどう使うかによって人生の輝きは決まり、健康は口から創造できること等、こころ温まる語りかけは聴衆を魅了した。

山田晴子先生(日本歯科大学講師 栄養士)による「かみやすい・飲み込みやすい家族みんなのおいしい料理」の基調講演。 おいしく、安全に食べるための食材、調理の秘策などアイデア満載のメニューは明日からの食卓にあたたかな希望の光を注いだ。

表彰式「わたしの自慢の患者さん」
歯や歯茎の健康、義歯の定期健康管理に 努めている方々、施設を「かかりつけ歯科医」が推薦。
市民、関係者444名のご来場。講演に熱心に耳を傾けていただいた。


《シンポジスト》
米山武義先生
山田晴子先生
斎藤義雄先生(医師、シニア健康センターしおさい施設長)
塙 章一先生(歯科医師 笠間市 塙歯科医院)
《コーディネーター》
内田健司氏(読売新聞東京本社記者)

4名のシンポジストは、誤嚥性肺炎、認知症、さらに介護食、楽食などについて意見を交わし、これからの歯科医療に求められているものは何か等、会場と一体となり興味深いシンポジウムを繰り広げた。

米山先生の熱くたぎる情熱的な講演は聴衆の心をひきつけた。 「歯の健康が健康長寿に大きな影響のあることをPRしていくべきだ」とコーデイネーター・内田氏は結んだ。


「楽食」とは食べることのユニバーサル・デザインから提唱され、食形態、食感を考慮した調理法をいう (塙先生)

センチュリープラザNAKAの料理長直参、「とっちゃあなげ」「長いもようかん」の郷土料理に長蛇の列、アレンジされた楽食に参加者は舌鼓をうち、あちこちから納得の声が湧いていた。

ユニバーサル食器具・笠間焼きなど、使用者の立場に応じたアイデア商品が並ぶ 料理長も直参、長蛇の列を成した人気絶頂の楽食試食会

 

パネル展示:
日立歯科医師会のアグレッシブな対外活動に来場者は熱い視線を向けていた。
パネル展示会場、訪問歯科診療など日立歯科医師会の対外活動をPR

80周年記念講演・シンポジウム フォトグラフィテイ
BY 白土和彦